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■■■ 2008年10月31日       月末処理

月末になると、その月の締めというのをやります。領収書やら振込み明細やら、
日々の売り上げ入金伝票を掻き集めて、夏休みの宿題にベソかく子供のようになって、
ぎゅ〜っとまとめてパソコンに入力します。最近は安くて性能のいいソフトがありますから、
入力を間違えない限りは、それなりの仕訳帳から月次決算書が出てきます。

はい 月次決算書をプリントアウト、そこで初めて損益計算書を見ながら利益の有る無しを
知ってヤッタ!とかクソッ!(失礼)とか思うわけです。
すでに開業をして5ヶ月が経過しましたから、4回はその状況を迎えたのです。

では月末まで、数字を目の前にぶらさげないで一ヶ月が過ぎるの?と不思議に思うかも
しれませんが、それこそ個人事業主のいいところで、人に注意されることもなく、
なすがまま過ぎるがごとく毎日が経って、あ〜あ もう一ヶ月過ぎちゃったよ になるのです。

なんと お気ラクな事業主、いつまでもつかなぁ〜 、と
毎日、お気ラクでもなく頭をかすめながら、今月も最終日を迎えました。
そして ワタシの顔が「ヤッタ!」か「クソッ!」となるかは これからということで。

      

■■■
 2008年10月29日   ミステリアスなお方

非常に美しい人が入ってこられました。
いえ 決して普段来店くださる方が茄子かぼちゃと、言ってるのではないのですが、
それ以上に美形な方にはハッとします。(^^;

妻をめとらば才長けて見目麗しく情けあり〜♪の歌詞にあるように「見目麗しく」なら、
その次 「才長けてる」のかな?それ以上に 
「情けある」のかな?と、ミセス佐藤はたちまち興味シンシンです。

つい根掘り葉彫り聞いてしまう、
で 迷惑がられてるなと察して あわてて コーヒーをどうぞどうぞと勧める
けど、あえなく却下、
え?歯科医で歯を抜かれた後だそうで、飲めないのね。
まぁ〜 な〜んて ミステリアスなお方。

歯を抜いたから謎めいてるなどと、ふつう10人並の方には思いもしないのですが、
まるで特別扱いしてしまう、スミマセン。

  ば〜らがさいた〜ば〜らがさいた♪



■■■ 2008年10月25日 no.4    本日の食料事情

かりんとう→鯛焼き→羊羹→ふうまん→ケーキ 朝10時過ぎから夕方7時までの食品、
ご来店くださった方からのいただきもの。パーフェクトに消化させていただきました。
ごちそうさま、非常に充実した日でございました。

   いつかコーヒーブレイクに 当店へどうぞ



■■■ 2008年10月25日 no.3      検針器

八寸名古屋帯をお持ちになられて、加工仕立を承らせていただけるのか、と思いましたら、
「なにかひっかかって返されたのよ」と言われる。ふむ なんですの?ご事情を聞きますと、
しかるべき場所で売りたいのだか、検査を通過しなかったのだそうです。
はは〜 これ たぶん鳴るのね、わかりますわかります。(鐘が鳴ります〜♪)

この方 意味不明で当店にお尋ねに来られただけなのです。しょうがない、ハイどうぞ、
やおら取り出したのは、りっぱな検針器、(普段は棚に置いてます)電源を入れて、ご持参の
八寸名古屋帯を上をすべらせると鳴ります。ピーピー ピーピー、金気に反応してます。
でも ひねてもこねても、針は見つかりません。生地厚の名古屋帯ですから、この布地の
繊維の間に針の先でも折れて入ってるなら探しようがないんですよ、ちょっとお手上げ。

物販の店では、こういうのは買い取ってくれないでしょうね。まず問題ありで返される、
ごめんなさいね、ここまでしか見てあげられなくて、さ 一緒にお茶でもどうぞ。

先日、「針検知器」って言った方がおられましてね、それ「ハリケン チキ」って聞こえて、
え 何者? って聞いてしまった。(^^;

  お金持ちの方に反応します。



■■■ 2008年10月25日 no.2    大阪よりお客さん現る

今日ねぇ 大阪からお客さんが来られたのよぉ!と言うと誰しも、へぇ〜 信じられない、
そんな遠くからわざわざ?すごいですねぇ〜と、感心しまくってくれます。
はい そうなんです、わざわざ新幹線で 当店へお越しいただきました。
よほどうちの評判がいいんかな...

って えへ そんなワケあるわけないでしょ。
実は、こちら倉敷へ来られる用があって便乗されただけなのですが、それでも、
遠路はるばる関西からお出でくださったのは事実なので、嬉しいやらありがたいやら。

お尋ねすると、「此処が一番安かったから」 はいはいっ〜、儲け二の次の当店です。(涙)
さらには「送料が浮くから」だそうで、カックン、なるほど片道分浮くんだと関西人気質を
目の当たりに見たのでした。

大阪のお客さま ありがとうございました、すごく嬉しかったです。
次回も魅力的な話をお聞かせください、楽しみにお待ちしております。



■■■ 2008月10月25日 no.1    男大島を作務衣風スーツに

6月に反物をお預かりしながら、デザインの相談を重ね、仮縫いをして仕立、出来上がり、
今日やっと、ご本人様にお召しいただくことができました。
ちょっと緊張、寸法がしっかり合ってるか、着にくいところがないか、見た目にどうか、
定番の着物の仕立てと違いオリジナルで、ドキドキの一瞬でした。

そして ポーズをとられたところを、ハイ パチリ! 名カメラマンが撮ります。←ワタシ(汗)
上着は単衣の袴上着物(肩裏付)、ズボンは袴風で裾筒(お客さまは平袴という言い方
をされましたが)着られると、すばらしく決まっておられて、これは着物のせいなのか、
お客さまのご容姿のせいなのか、ワタシがあがってるせいなのか、わからなくなりました。

   

これで歩かれたら、きっとモテモテでしょうに、う〜んステキ



■■■ 2008月10月19日   倉敷屏風祭

10月18日(土)19日(日)は倉敷屏風祭りでした。
当店より遠くない、その倉敷屏風祭へとでかけました。す すごい人です〜!
空き店舗の多い商店街(その場所に当店があります)に比べると今日のこの
美観地区のなんと盛況なこと。

あら お着物姿 多いですね。ああ なるほど 着付けサロンの会場があります。
無料で、倉敷公民館の一室で着付けをしていただけるとか、こういうのありがたい
ですよ、来年はぜひお世話になりたいです...って、 アンタ 何?(^^;
ま いいじゃないですか。(補足/ふだん当店でも着付けを承っております)

倉敷の街並にとけ込む着物姿と、展示されてる屏風とがあいまって、古き時代の
ざわめきを思い起こさせます。天領の昔、この倉敷川に浮かぶ船が行き来して商をされ
ていたのしょうね。

昼過ぎから、日が傾くまで、34軒の玄関先へ伺わせていただきました。
各家の皆様 ありがとうございました。



  




■■■
  2008月10月7日     初着を七五三に仕立直し

此処に座って はや4ヶ月になります。今までは「着物を洋服に仕立替えてくれな
い?」との声をよく聞いてましたが、(そういうとき「コノヤロ」と思ってしまいます)
それがですね、ここのところ 「あれ?」と思うことがあります。

それは  「お宮参り着を、3才用にしてください。」のお問いあわせです。ワタシ 
嬉しくなりました。だって、着物って特定の人しか着ない代物になったんだと、
少々落胆しておりましたから。もう がぜん元気が出てきました。

そう もうすぐ11月なんですね、あの かわいいかわいい七五三〜♪
でも 今どき 初着を仕立て直して三才で着せようなんて、誰に聞いたんでしょ?
ますます嬉しい、あはは。

  
   
ここのところで 立て続けに 4件承りました。それも ご年配の方がお見えになるか
と思っておりましたら、若いお母様方なんですよ。

ご自分のお母様からいただいたお祝着を大切に思う気持ち、思い出の着物をまた
着せてやりたいと思う気持ち、こういうの ワタシ 妙にジンときます。
はいっ!若い方のご家計にひびかないように、超格安でさせていただきます。
おっと また仕立屋さんメンバーに叱られそう(爆)

でも紐は「紐落とし」なので外しますよ。(紐落とし→ひもおとし→ひもうとし)
大丈夫、着やすいように白い布で作った紐を代わりに付けておきますからね。
袖はたもとを付けて、衿には半衿を付けましょう、重ねの袖は外して身軽い長襦袢に、
そうそう長襦袢の紐はそのまま外さないで腰紐に使いましょうよ、倹約倹約。(^^;
そして それぞれ肩と身頃に揚を入れますね。
さぁ 1週間も待っていただけたら、出来上がり〜

 




■■■ 2008年10月2日  「ミセス佐藤の時々日記」 を始める。

事業設立より、4ヶ月が経過しました。
やっと と言うか、やれやれと言うか、なんとか落ち着きました。

このホームページも作りっぱなしだったのですが、ふとしたことで覗き込むきっかけが
できて、これから少しパコパコやってみようと思います。日記だったり、日誌だったり、
備忘録 いや世迷言?かもしれませんが、大目に見てやってください。

すでに「宵越しの記憶はもたない」お年頃ですから、どこかに書き留めて置くにかぎり
ます。でも 言ったことが昨日と一昨日では違う などに遭遇することがあるかもしれま
せん。その時には 当方の脳味噌のヒダがその程度と思しきくださって、お許しください。

此処を開設にあたり、励まし心配してくださった方に、改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。ワタシ なんとかやってます。
「コーヒーを飲みに来てネ」とは言えても、改まったお礼の言葉は出ず
それは、ヘタにしゃべると、また心配をかけるようで、つまってしまうからです。

「ありがとう」 ずっと 忘れません。  佐藤 善美